「シンプソンズ」の大黒柱であり、世界で最も有名な父親ホーマー・シンプソン。

しかし、ネットで彼の名前を検索すると、予測候補に・・・なんと・・・「クズ」!?
一家の主でありながら、なぜ彼はそこまで言われてしまうのか? 本当に救いようのないクズなのか?
クズとまで言われる所以と、それでもなお彼が世界中で愛され続ける「真の魅力」を紐解きます。

むしろ、僕は大好きなイチオシキャラがホーマーです!
【ホーマー・シンプソン】は本当に「クズ」なのか?
ホーマー・シンプソンは本当にクズ?まずは理由から調べてみました。
なぜ「クズ」と呼ばれる?納得の理由(ワースト5)
ホーマーが視聴者から「クズ」と評されてしまうのには、残念ながら(?)はっきりとした裏付けがあります。代表的な「クズ要素」を見ていきましょう。
【1. 仕事への無責任さが異常】
彼の職業はスプリングフィールド原子力発電所の安全検査官。しかし、勤務時間のほとんどをドーナツを食べるか居眠りをして過ごしています。
彼の不注意で街が何度も壊滅の危機に陥っていることを考えると、社会的な「クズ」度はかなり高めです。
【2. 息子の首を絞める(バートへの教育)】
バートが悪さをすると「D’oh!(ドォ!)このガキッ!」と叫びながら首を絞めるのはシリーズ恒例の演出です。
カートゥーン的な表現とはいえ、現代の基準で見れば「毒親」の極みと言えるかもしれません。
【3. 隣人フランダースへの仕打ち】
隣人のネッド・フランダースに対し、私物を借りパクする、執拗にバカにする、家を破壊するなど、その嫌がらせは数え切れません。
善意の塊であるネッドを精神的に追い込む姿には、同情の余地がないこともしばしばです。
【4. 刹那的で衝動的な浪費】
家族のために貯めたお金を、自分の食欲や突飛なアイデア(例:サーカスに入る、宇宙に行くなど)のために使い込んでしまうこともしばしば。
マージの苦労を考えると、夫としての評価は最低点に近いでしょう。
【5. 学習能力の低さ】
30年以上放送されていますが、彼の精神年齢は成長するどころか、時折退化しているようにさえ見えます。
同じ間違いを繰り返し、家族をトラブルに巻き込む姿が「クズ」という印象を強めています。
それでもホーマーシンプソンは「愛すべきキャラ」?
これだけのクズエピソードがありながら、ホーマーは「世界で最も愛されている父親」のアンケートで常に上位にランクインします。
それはなぜでしょうか?
伝説の名シーン「Do it for her(彼女のために)」
ホーマーの「真の姿」を象徴するのが、シーズン6・第13話のラストシーンです。
一度は諦めた夢や自由を、末っ子マギーの誕生のために捨て、再び過酷な発電所の仕事に戻ったホーマー。
彼は職場にマギーの写真を大量に貼り、本来「忘れるな、ここで一生働け(Don’t forget: you’re here forever)」と書かれた冷酷なプレートを、写真で隠してこう作り変えました。
“Do it for her”(彼女のために頑張ろう)
このシーンに、ホーマーが単なるクズではない「家族への深い愛情」が凝縮されています。
裏表のない「人間らしさ」の極致
ホーマーは嘘が下手で、欲望に忠実です。私たちが社会生活の中で隠している「怠けたい」「食べたい」「怒りたい」という本能をさらけ出しています。
その圧倒的な純粋さと人間臭さが、視聴者の「自分も完璧じゃなくていいんだ」という自己肯定感に繋がっています。
驚異のレジリエンス(回復力)
どんなに失敗しても、どんなにマージに怒られても、彼は決して絶望しません。
次のエピソードではまた元気にビールを飲み、家族を笑わせようとします。
この「何度失敗しても、家族の元へ帰ってくる」というタフさこそが、理想の父親像の一つとして受け入れられているのです。
結論:ホーマーシンプソンは「欠点だらけの愛すべきヒーロー」
ホーマー・シンプソンは「行動だけを見れば確かにクズだが、心根は純粋な愛妻家・愛子家」と言えます。
- クズな点: 無責任、怠惰、衝動的、暴力的(ギャグとして)。
- 愛すべき点: 家族のためにプライドを捨てる、憎めない、誰よりも人生を楽しんでいる。
完璧な人間などいない。

だからこそ、欠点だらけで、それでも家族を誰よりも愛しているホーマーに、私たちは親近感を抱かずにはいられないのですね。
ホーマーに関するFAQ
Q: ホーマーはマージと離婚したことがありますか?
A: エピソードによって危機に陥ることは何度もありますが、最終的には必ず「マージがいないと生きていけない」と悟り、仲直りします。二人の愛の深さはシリーズの不変のテーマです。
Q: なぜホーマーはあんなに太っているのですか?
A: ドーナツ、ポテトチップス、そして「ダフビール」が大好きだからです。彼の体型は「アメリカの平均的な怠惰な市民」を風刺したデザインでもあります。


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