「シンプソンズ」において、一家の母マージの双子の姉として登場するパティ・ブービエとセルマ・ブービエ。

常にタバコをくゆらせ、ハスキーボイスでホーマーに毒を吐く彼女たちは、作品に強烈なスパイスを加える名脇役です。
そっくりな二人の見分け方から、それぞれの複雑な恋愛事情、そしてなぜあそこまでホーマーを嫌うのか?

今回は、パティ&セルマ姉妹について、詳しくまとめてみまいた。
パティ&セルマの職業は「陸運局(DMV)」
パティとセルマの仕事は、スプリングフィールドの陸運局(DMV)での事務作業です。
態度の悪さは天下一品: 運転免許の更新に来た市民を冷遇し、わざと待たせることを生きがいにしています。
権力の乱用: ホーマーが免許に関する手続きに来た際は、職権を乱用して徹底的にいじめるのがお約束です。
彼女たちの不機嫌な態度は、アメリカの役所に対するステレオタイプな風刺としても描かれています。
パティとセルマ、どっちがどっち?見分け方のポイント
一見同じに見える二人ですが、実は明確なデザインの違いがあります。
| パティ(Patty) | セルマ(Selma) | |
| 髪型 | 丸みのある形(アフロに近い) | 真ん中で分かれたM字型 |
| 主な服装 | ピンクのドレス | 青いドレス |
| アクセサリー | 丸いイヤリング、丸いネックレス | 三角のイヤリング、ひし形のネックレス |
| 性格 | やや冷徹で、独身主義に近い | 寂しがり屋で、結婚願望が強い |
パティとセルマは、なぜホーマーをあんなに嫌うのか?
パティとセルマにとって、ホーマーは「最愛の妹マージを奪った、太っていてハゲた無能な男」です。
「Fat and Bald(デブでハゲ)」: 彼女たちがホーマーを呼ぶ時の定番の悪口です。
マージへの執着: 彼女たちはマージが自分たちと一緒に「独身三姉妹」として暮らすことを望んでいました。それを邪魔したホーマーを永遠に許しておらず、隙あらばマージに離婚を勧めます。
ホーマー側の対応: もちろんホーマーも二人が大嫌いです。彼女たちが家に来ると、屋根裏に隠れたり、全力で不快感を示したりします。
パティとセルマの決定的な違い:恋愛と孤独
双子といえど、その内面には大きな違いがあります。
セルマの「波乱万丈な結婚生活」
セルマは強烈な寂しがり屋で、常に愛を求めています。そのため、作中で何度も結婚と離婚を繰り返してきました。
元夫たち: サイドショー・ボブ(暗殺されかけた)、ライオネル・ハッツ、トニー・ドニ、さらには俳優のトロイ・マクルアーなど。
養子: 現在は中国から養子に迎えた娘、リンを一人で育てており、母親としての顔も見せています。
パティの「重大なカミングアウト」
パティは長年、恋愛に興味がない冷徹なキャラクターとして描かれてきましたが、シーズン16で自身がレズビアンであることを家族に告白しました。
これは当時、大きな話題となり、彼女のキャラクターに新たな深みを与えました。
パティとセルマが愛してやまない「マクガイバー」
パティとセルマの唯一の癒やしは、実在した80年代の人気ドラマ『冒険野郎マクガイバー』。
狂信的なファン: 主演のリチャード・ディーン・アンダーソンに心酔しており、ドラマの放送時間は仕事中でも一切の邪魔を許しません。
本人登場: あるエピソードでは、リチャード・ディーン・アンダーソン本人がゲスト出演。彼を誘拐して監禁しようとするという、ファンが行き過ぎた暴走エピソードも描かれました。
まとめ:パティとセルマ 毒舌の裏に隠された「家族愛」
パティとセルマは、一見すると意地悪なキャラクターですが、その行動の根底には常にマージへの愛があります。
- 特徴: チェーンスモーカー、DMV勤務、マクガイバー好き。
- ホーマーとの関係: 永遠のライバルであり、犬猿の仲。
- 本質: 妹を想うあまりの過干渉と、それぞれが抱える孤独。
彼女たちがホーマーに嫌味を言うシーンは、シンプソンズにおける「健全な家庭の崩壊」を笑いに変える、なくてはならないスパイスなのです。

ホーマーも露骨に嫌ってる素振りがあって笑えますね♪
シンプソンズ パティ&セルマに関するFAQ
Q: 二人はなぜあんなに声が枯れているのですか?
A: 設定上は、長年のヘビースモーカーであることが原因です。声を担当しているのは、マージ役と同じジュリー・カブナーさんで、一人三役(マージ、パティ、セルマ)を見事に演じ分けています。
Q: セルマがホーマーと結婚したことはありますか?
A: 偽装結婚のエピソードがありますが、本気の恋愛感情は一切ありません。二人が接触するのは、マージのためか、お互いを罵り合うためだけです。


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