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【男女兼用トイレ】アリーマイラブ名物!伝説の場所

今回は、『アリー my Love(Ally McBeal)』の中で最も象徴的で、最も多くの笑いと涙を生み出した「伝説のセット」について解説します。

 

アリーマイラブのトイレ

 

ケイジ&フィッシュ法律事務所のオフィスの中央に位置する、あの無駄に広くて、なぜか常に誰かがたむろしている場所。

 

そう、アリーマイラブの「ユニセックストイレ(男女兼用トイレ)」です。

 

当時の日本の視聴者は、深夜にNHKを見ながら「アメリカのエリート弁護士って、男女同じトイレを使ってるの!?」と度肝を抜かれたものです。

 

私

今回は、なぜあのトイレが男女兼用だったのか、なぜあんなに広かったのか、そしてあの場所で繰り広げられた数々の名(迷)シーンを振り返ります!

 

アリーマイラブのトイレが男女兼用の理由は?

そもそも、なぜ法律事務所のトイレが男女兼用だったのでしょうか?

 

物語の設定上、このトイレを作ったのは、事務所の共同経営者であり「お金と女性」をこよなく愛する変人、リチャード・フィッシュです。

 

彼はこの男女兼用トイレを導入した理由について、作中で次のように(建前で)語っています。

 

「男女の壁を取り払い、フラットな職場環境を作るためだ!」

 

「平等主義の象徴だ!」

 

しかし、実際のところは「個別のトイレを作るスペースや経費を節約したかった」のと、単に「女性社員とトイレで鉢合わせするスリル(?)を楽しみたかったから」という、いかにもリチャードらしい不純な「フィッシュ哲学」が理由でした。

 

とにかく広い!アリーマイラブのトイレは「第2の会議室」

そして、もう一つの疑問。「いくらなんでもトイレ広すぎない?」

 

洗面台はズラリと並び、中央には無駄に広いスペースがあり、個室のドアも足元が丸見えのアメリカンスタイル。

 

実は、ドラマの制作陣にとって、このトイレは単なる用を足す場所ではなく、「キャラクターたちが本音をぶつけ合う、密室のステージ」として意図的に広く設計されていました。

 

法廷やオフィスでは「優秀な弁護士」として取り繕っている彼らも、トイレに入れば一人の弱い人間に戻ります。

 

私

この場所は、アリーたちにとって以下の3つの役割を果たしていました。

 

1. 秘密のガールズ・トーク部屋

アリー、レネ、ジョージア、そしておせっかいな秘書のエレインが洗面台に並んで口紅を直しながら、彼氏の愚痴や、オフィスのゴシップを赤裸々に語り合う場所。

 

誰かが個室に入っているのに気づかず、その人の悪口を言ってしまって気まずい空気になるのも「アリーあるある」でしたね。

 

2. 泣き崩れる「避難所」

法廷で大失敗した時や、元カレのビリーへの想いを断ち切れずに傷ついた時、アリーが真っ先に逃げ込むのがこのトイレの個室でした。

 

便座に座って一人で泣いていると、ドアの向こうから同僚が優しい言葉をかけてくれる。そんな涙を誘う感動シーンも、数え切れないほど生まれました。

 

3. まさかの「ダンスフロア」

アリーたちが極度のストレスを感じた時や、逆に最高にハイテンションになった時、主題歌の『Searchin’ My Soul』やバリー・ホワイトの曲に合わせて、トイレで突然ダンスパーティーが始まることがありました。

 

幻覚の「ダンシング・ベイビー」が踊っていたのも、主にこのトイレです。

 

トイレで定番のあのキャラ「ジョンケージ」

このトイレを語る上で、絶対に忘れてはいけないキャラクターがいます。

 

それが、もう一人の共同経営者であるジョン・ケージ(通称:ビスケット)です。

 

彼は極度の潔癖症かつシャイな性格で、自分がトイレの個室にいることを他人に知られるのを極端に嫌がりました。

 

そこで彼が開発したのが、「リモコン式の水洗ボタン」。

 

個室から出た後、遠く離れた場所からこっそりリモコンのボタンを押して、時間差でトイレの水を流すという、天才的かつ無駄すぎる発明です。

 

リモコンの電波が届かず、トイレのドアに向けて必死に腕を伸ばすジョンの姿に、腹を抱えて笑ったファンは多いはずです。

 

まとめ:アリーマイラブのトイレ「多様性の空間」

1990年代後半当時、この男女兼用トイレは「コメディのための突飛な舞台装置」として描かれていました。

 

しかし、25年以上が経過した現在、ジェンダーフリーやLGBTQ+の観点から「オールジェンダートイレ(誰でもトイレ)」の導入が世界中の企業や施設で真面目に議論されています。

 

もちろんリチャード・フィッシュにそんな崇高な意図はありませんでしたが(笑)、結果的に『アリー my Love』は、社会の多様性のあり方を四半世紀も先取りしていたことになります。

 

法廷での熱い弁論と同じくらい、便器の横で繰り広げられた人間ドラマ。

 

私

「アリーマイラブといえば、あの広いトイレ!」と記憶に焼き付いているのも当然ですね。

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